2022年2月22日に日本郵便株式会社より、宝石・鉱石をモチーフにした素敵なグリーティング切手「宝石・鉱石~自然の芸術~」が発売されます。
毎年、アートや植物、人気のキャラクターなど、さまざまなグリーティング切手が発売されていますが、宝石・鉱石が主役となるのは今回が初めてなんだそう。
一般社団法人日本ジュエリー協会の監修のもと、たくさんの宝石の中から20種類が厳選され、カラフルで美しい宝石を集めた84円切手シートと、まだ磨かれる前の 神秘的な原石を集めた63円切手シートの2種類が販売されます。
84円の宝石シリーズに選ばれた宝石はどれも「誕生石」になっている有名な宝石ばかり♪
【上段左から】ファイア・オパール/サファイア/ダイヤモンド/ルビー/ヒスイ
【下段左から】ペリドット/ピンク・スピネル/パライバ・トルマリン/アメシスト/
インペリアル・トパーズ
とくに、昨年末に新しく7月の誕生石に加わったばかりのスピネル、希少価値が非常に高く、鮮やかな蛍光色のようなブルーを持つ パライバ・トルマリン は今注目されている「旬」の宝石ですよ。
63円切手は自然によって生み出された鉱石たちの神秘的な美しさを感じるシリーズです。
【上段左から】レッド・ベリル/タンザナイト /エメラルド/シトリン/パール
【下段左から】マンダリン・ガーネット/フルオライト/ロードクロサイト/アクアマリン/トルマリン
こちらは初めて聞く名前も多いのではないでしょうか?いくつか紹介しますと...
◆珍しいのは → レッド・ベリル。エメラルドと同じ鉱石の赤色変種 で、アメリカのユタ州でしか採掘されない大変希少な鉱石です。
◆名前の由来がかわいい → シトリン。蜂蜜のような黄色~オレンジ色系の宝石で、フランス語のシトロン(レモン)が語源 です。見た目もレモンドロップのようでかわいい宝石です。
◆興味深いのは → フルオライト。紫外線を当てると明るく光る不思議な石 で、和名は蛍石(ほたるいし)といいます。「世界でもっともカラフルな鉱石」とも呼ばれ、1つの石の中にさまざまな色が現れることも。
◆色がきれい → ロードクロサイト。語源はギリシャ語で 薔薇の色。かわいいピンクの方で主な産出国であるアルゼンチンでは「インカローズ」と呼ばれています。
以上、今回はもうすぐ発売の宝石・鉱石グリーティング切手をご紹介しました。
コレクションはもちろん、手紙をハガキを出すときに、受け取る方の誕生石の切手を貼っても素敵ですよ。興味がある方はぜひ、郵便局やオンラインショップでお求めくださいませ♪
宝石・鉱石~自然の芸術~|詳細はこちら↓
前回のブログで63年ぶりに「誕生石」が改訂されたことをご紹介しましたが、宝石や鉱石が色々な形で話題になることは、ジュエリー業界にとっても嬉しいことです。
これをきっかけに、皆さまに宝石や鉱石により興味を持っていただけますと幸いです。
Comments